病院側は根拠が欲しいということに尽きる

よく、一般の方がご自身で障害年金の請求準備をしていて、にっちもさっちもいかなくなり、私のところにご相談されることがあります。

その中でも、「病院側が診断書の修正に応じてくれない」という内容はとても多いです。

自分で頑張って、なんとか診断書は主治医に依頼して書いてもらったものの、中身を読んでみると自分の状態とは違うような気がする、、なんて時です。

つい先日も、

「病院のソーシャルワーカーの方に診断書の内容について質問をしてみたら、診断書は絶対に修正しません!と言われてしまった」

とおっしゃっていた方がいました。

でも、私はその対応はある意味当然だと考えています。

一般の方が根拠もなく雰囲気で診断書の修正を依頼することに、「はい、はい」と応じることこそ疑問を感じます。

それは、病院の方(医療従事者)は医療のプロだからです。

プロをそれなりに納得させるには、何らかの根拠が必要。

だって、その道のプロというのは必ず確固たるプライドを持ってその仕事をしているわけで、それを曲げるにはそれ相応の材料が必要なのです。

社労士であれば、診断書を再度検討していただく場合、検討を依頼する根拠などをしっかりと提示していきます。

決して、「この診断書では障害年金が受給できないから修正を、、」なんてことは言いません。

「医療のプロ=医療従事者」と「年金のプロ=社会保険労務士」がしっかりと根拠に基づいて話し合うからこそ、一度出来上がった診断書でも修正に応じてくださるのです。

それでも、どうしても修正を検討してくださらない場合もありますが、その場合でもその道のプロとして尊敬の念は忘れないように、そして感情は入れないように最善を尽くすのが障害年金請求のプロだと思っています。

 

土日は診断書が出来上がるので仕事中です

私の事務所の営業は平日のみで、本来は土日祝日はお休みになります。

しかし、実は土日が意外と忙しかったりして、土日に仕事をしていることが多かったりするのです。

(もちろん、毎週ではないですよ!)

ご契約中のお客様にメールしたりお電話したりすると、

「お休みなのにお仕事しているんですか?大丈夫ですか?いつ休んでいるんですか?」

なんて心配をしてくださったりするほど。。

お客様からご心配いただくのはとってもありがたいのですが、やりたくてやっているので大丈夫です。

土曜日に通院している方はとても多く、そうすると診断書ができあがるのが土曜日ということが多いのです。

その診断書を隅から隅まで穴が開いてしまうくらいにじっくりと見て、この診断書で問題ないかどうか、修正を依頼する必要があるかを土日に検討していたりします。

だって、診断書が出来上がってそれを提出するかどうかを考えることこそ、障害年金請求のクライマックスですから。

クライマックスを味わうので、出来上がった診断書を見る瞬間って私はとっても緊張するし、高揚するし、わくわくします。

診断書をじっくりと検討した上で、お客様と今後の方針や、出来上がった診断書の問題点をお伝えして話し合ったりするのです。

私の事務所では、診断書を一緒に見ながら細かい部分の審査に影響するところについてもお話したりするので、この段階でお客様も一喜一憂していたり、修正依頼しなければならない場合でも前向きに捉えてくださいます。

なんというか、二人三脚で一緒にゴールに向かって進んでラストスパートする感じです。

これをするからこそ、どんな結果であっても晴れ晴れと納得して喜んでくださるのだと自負しています。

今日も何人かの診断書が出来上がったので、じっくりと検討していましたが、遡及はダメ元であまり期待していなかった方の診断書が期待以上の内容で、さらに私が作成した資料を丁寧に読んでくださったことが手に取るようにわかり、心から感謝するとともに嬉しくなりました。

手前味噌になるけれど、もしご本人が社労士を介せずに診断書作成を医師に依頼していたら、おそらく提出すらできそうにない診断書になったと思います。

ここまでくると結果は目に見えているので、このまま気を抜かずに進んでいきます。

仕事で終わってしまいそうな土日ですが、やっぱり頑張ってよかったな~と思えた週末です。

もうちょっと仕事をして、帰ったらすぐに犬の散歩に行かなくっちゃ!

東京以外の方からのご依頼が続いております

今月はなぜか東京以外の方からのお問い合わせがとても多く、それも鹿児島県や愛知県、大分県などの遠方からのご相談が続いております。

その方のほとんどは、簡単には障害年金を受給することができない問題を抱えていて、いろいろな社労士事務所を回っているようでした。

「遠方でもなんとか依頼したい」とおっしゃってくださった方もいるのですが、私が病院に同行しなければ障害年金の受給はできないような案件だったため、距離的時間的な理由から地元の社労士をおすすめいたしました。

今日も東京以外の方とご面談をし、障害年金請求代理のお申し込みをいただきました。

ご自宅近くの県内の社労士にもご相談をされたとのことでしたが、私の事務所をあえて選んでくださってありがたいです。

障害の状態に該当していることは判断できましたので、1日でも早く提出ができるよう準備し、そして得られる一番良い決定をお届けできるよう頑張りたいと思っています。

東京以外の全国からカメリア社会保険労務士事務所にご相談をいただきますが、遠方の方でも依頼を受けることができる案件もありますし、残念ながら依頼を受けられないことはあります。

依頼を受けられない場合でも、障害年金がもらえる可能性があるのかという判断や、難しい点をクリアする方法はあるのかどうかというご相談にはしっかりとお答えできますので、他の社労士に断られた場合にはお問い合わせくださいませ。

【発達障害】一般就労にも関わらず障害厚生年金3級!遡及330万円決定!

障害者雇用枠ではなく一般企業の正社員で、週5日のフルタイム勤務をしている方です。

何人もの社労士から「働けているので障害年金はもらえない」と断られ、最後の最後にダメ元で私のところにご相談がありました。

発達障害の症状や仕事の内容をある程度ヒアリングし、私はあっけらかんと、

「受給するのはかなり難しいけれど、可能性はあると思いますよ!」と答え、ご依頼いただきました。

ご本人は障害年金を諦めかけていて、どんなに少ない年金でももらえればいいと、当初は事後重症での請求をご希望でした。

しかし、発達障害で長年治療を続けていらっしゃいますし、障害認定日での遡及を目指しましょうとお話し、最初は乗り気ではなかったようですが途中からは、

「後悔しないように、できる限り協力して頑張ります!」と目をキラキラさせてくださったことを覚えています。

何度か転院されていること、同じ会社である程度長く就労できていること、今の主治医は障害年金の診断書をあまり書いたことがないこと等多くの困難な点がありましたが、ひとつひとつ対策を考え、じっくりと進めていけたので、途中からは確実に受給できると手ごたえを感じました。

お客様も仕事をしながらのご協力で時間の制限がありましたが、朝や夜に必ずご連絡をしてくださり、短期間で準備を進めることができました。

「他の社労士には全て断られたのに、どうして?」と、受給決定を信じられないようで、遡及された約330万円にも戸惑っていらっしゃり、私も本当に努力してよかったな~と改めて感じた案件です。

予想以上に良い決定内容の場合、喜ぶよりも「どうして?」とぽかんとされるお客様が結構いらっしゃいます。

私としては当然に受給するべきだと考えて結果を出しているので、今後は障害年金を受給し続けて、安心して生活していただきたいと思っています。

無謀な遡及請求に関するご相談について

お問い合わせの内容で、最近特に多いのが遡及請求がどうにかできないかというご相談です。

その多くは、

・障害認定日に通院していなかったが、どうにか遡及することはできないか。

・障害認定日に通院していた病院のカルテは破棄されているが、どうにか遡及することはできないか。

というものになります。

私の事務所では、障害認定日にどこの病院にも通院していなかったにも関わらず、しっかりと遡及が認められたケースもありますし、カルテが破棄されていたけれども遡及が認められたケースがあり、それをブログやHPで見てくださった方からのご相談が全国からあります。

しかし、これは稀なケースであり、限定的な事例です。

複雑なパズルのピースが偶然にもぴったりと合わさり、それで障害認定日に障害等級に該当しているとゆるぎない根拠を示せたための結果です。

それは、病気の特性だったり、初診日から現在までの病歴だったり、現在の主治医のご協力だったり、多くの要素から緻密に計算し、「これなら遡及を目指せるかもしれない!」と確信できたからこそなのです。

基本的に診断書はカルテに基づいて記載するものです。

ただ、うつ病や発達障害等の精神疾患の方に関しては、カルテがあるだけでは遡及請求できない場合もあります。

精神の障害は日常生活能力で多くを審査されますが、通常の診察時に診断書を作成するための日常生活能力について触れることはあまりありませんし、カルテに日常生活能力の詳細を記載していることは極めて稀だからです。

社労士が障害年金請求代理を受任する場合、まずはしっかりと初診日を固め、現在の障害状態で完璧に認定されるように考えます。

それと同時に遡及請求できそうな場合には、並行して遡及できるように進めていきます。

まず、「遡及、遡及」と遡及ばかりに目が行ってしまっては、事後重症でさえも不支給になってしまう可能性もあり、「二兎追う者は一兎をも得ず」です。

しかしなぜか「遡及、遡及」とおっしゃる方は、足元をしっかりと固めるよりも大きな金額に目がくらむのか、私からすると危うい印象を受けます。

私の事務所では、少しでも遡及請求できる可能性がある場合には、どんなに難しそうだと思ってもとことん追求し、ほとんどの方が遡及できています。

障害年金請求はどこまでも諦めないことは重要ですが、不可能なことは諦めて割り切ることも重要です。

どうして諦めるのか、割り切る必要があるのかの見極めは、おそらく障害年金を専門としている社労士しかできません。

だから、まずは社労士を信頼して、全てを委ねて欲しいと思うのです。

私はよくお客様から、

「先生大丈夫でしょ。いいよ、何でも任せているから!」と言われ、じわじわとプレッシャーをかけられることがあります。

そのくらい信頼して任せていただけると、絶対に期待を裏切ることはできないし、「もちろん任せて!」という気持ちで馬鹿力を発揮できるのです。

逆に、全てを委ねてくれずに疑心暗鬼になって、ご自分の判断で行動をしたりするような場合には、せっかくの障害年金請求が台無しになり、パーフェクトな結果が出ないということに繋がりかねません。

社労士と依頼人との相性は大切ですので、「石塚に依頼したい!」「石塚になら大船に乗った気持ちで任せられる!」と思った方だけ依頼してください。

きっと数か月後の受給決定で、一緒に喜びを分かち合えると思います。

今年中に障害年金受給決定!で安心したい方へ

2019年もちょうど半分が過ぎ、残すところ半年となりました。

私の事務所ではご面談の際に、障害年金を受給するまでのおおまかなスケジュールをお話させていただくのですが、

平均的に、「契約して受給決定の通知が届くまでは、約半年」とお伝えしております。

あくまでも平均的になので、受任してわずか3か月で支給決定通知書が届くという超スピード決定の方も中にはいらっしゃいますし、その逆に1年程度かかってしまう方もいらっしゃいます。

ただ、ほとんどの方は半年以内で受給決定し、お喜びのご連絡をいただきます。

ということは、今だったらギリギリで2019年のうちに障害年金の受給決定通知を手にすることができるのです。

障害年金が本当にもらえるのだろうか。。

障害者雇用枠で働いているけれど、今後がとても不安。。

今の症状だと、もらえるかもらえないかの微妙な状態だけど。。

障害年金がもらえなければ、来年はどうやって生活すればいいのか。。

というように、いろいろな不安がある中で年を越したいですか?

それとも、クリスマスの時期や年末までには「障害年金がこの先何年も受給できる!」と心から安心して過ごしたいですか?

障害年金をどうするか迷っている方は、今の時期がチャンスです。

そして、私の事務所には、ご自分で障害年金の請求準備をしていて行き詰まっているというご相談が結構多いのですが、

「準備」+「審査」=半年 というのは、あくまでも障害年金専門の社労士が受任した場合のスケジュールであり、おそらくご自分で進める方はこの2倍近くかかることが圧倒的です。

さらに、準備に時間をかけ、不安な審査期間を待っていても、「不支給決定通知」が届いたら目も当てられませんね。

うつ病等の精神疾患の方であれば、落胆でもっと症状が悪化してしまうのではないでしょうか。

また、準備に時間がかかれば、その分だけもらえるはずだった障害年金の月数分をもらい損ねてしまいます。

2019年にラストスパートをかけ、年内に安心したい方は、今月が勝負ですよ!

私の強み~障害年金受給後のお客様とのつながり

朝いつも通りに電話に出たら、ちょっと緊張したお声の方からで、

「以前、先生にお世話になった者なのですが、、。」と私の反応をうかがっているような様子でした。

名前をお聞きして、

「あ、〇〇さん?〇〇の病気で、〇〇の病院に行っている〇〇さんですよね?」とすぐに答えました。

すると、とっても安心したお声で、

「え、そこまで覚えてくれているんですか??」とびっくりされていました。

私、基本的に、今まで受任した方のお名前と顔と障害の内容は一致していますし、それ以外の家族構成や仕事や様々なことまで瞬時に思い出せます。

それでお電話のお客様はホッとしたように、障害年金を受給して数年後の状況や今の相談事を話してくださいました。

そして更新はまだまだ先なのですが、「更新の時はお金がかかったとしても、絶対に先生にお願いしたいです!」とおっしゃってくださいました。

ついこの前までやり取りをしていたかのように、スムーズにお話ができたので、とっても喜んでくださるお顔が目に浮かびました。

障害の状態は相変わらずのようでしたが、お仕事を始めることになったり、ただただ明るく過ごされていることがわかり、私も嬉しかったです。

障害年金を受給される方は、障害年金の受給権を得ることがゴールだと思われていることがとても多いです。

しかし、社労士としては受給権を得てからが本格的なスタートだと思っています。

障害年金をもらい始めて、数年後数十年後にも同じ状況だとは考えにくいですし、ご両親が高齢になったり、家族構成や経済状況が変わったり、何よりもご自身の目標や目的が変わったりするのは普通です。

さらに、障害年金の法律や基準が数年ごとに変わることを考えると、障害年金を受給している方にこそ社労士は「いざという時の転ばぬ先の杖」になるのです。

障害年金をもらっている時に何か困ったり疑問に思ったりして、いちいちどこに聞いたらいいのかとか、年金事務所に相談に行かないとならないかとか、インターネットで調べた内容は正しいのかとか、迷ってしまうことは必ずあります。

そんな時、数年ぶりに連絡をして、

「あ、〇〇さん!覚えていますよ!」と、社労士に名前を伝えるだけで全ての情報を共有してくれるということは、障害年金受給者にとっては何よりも心強いと思うのです。

これは、人と接する仕事をしてきた私ならではの特技だと自信を持っています。

受任した時に、お客様のことを知ろうとし、丁寧にヒアリングすることを怠らなければ、結果的に障害年金の結果が良くなるし、それだけ深く記憶することにもなります。

心から安心できる「かかりつけ社労士」は、カメリア社会保険労務士事務所ならではの強みです。

障害年金における社労士の役割とは

社会保険労務士法第二条には、社会保険労務士がする仕事が挙げられております。

その中で、障害年金を専門としている社労士が主に該当して行っているものは、

第二条一の三「労働社会保険諸法令に基づく申請、届出、報告、審査請求、再審査請求その他の事項について、又は当該申請等に係る行政機関等の調査若しくは処分に関し当該行政機関等に対してする主張若しくは陳述について、代理すること。」

という条文に基づいております。

簡単に説明すると、社会保険の一つである障害年金についての仕事ができるのは社会保険労務士であり、仕事ができるということはその専門家として認められているということです。

先日、当事務所の中でも特に困難だと思える案件を受任しましたが、理由がありその案件から降りる決断をしました。

大まかに書くと、

・初診日の証明が困難である

・通常初診日とする初診日には保険料納付要件が満たせず、やむなく20歳前傷病を主張しなければならない

・労働の支障よりも、日常生活の支障のほうがはるかに大きい

・現在就労しており、普通の方の2倍程度の高額な給与を得ている

というように、障害基礎年金2級を認めてもらうにはとても難しい案件です。

しかし、当事務所では慎重に検討し、道筋を立て、切り札があると確信したため受任を決めました。

もちろん、受給の可能性があると判断したからです。

依頼人から「どうしても受任して欲しい」という強い希望も、大きな理由になっています。

実際に業務を進めていくと、依頼人が社労士に求めていることが曖昧になり、私自身も疑問を抱くようになりました。

診断書が出来上がった時点で、私は依頼人の障害状態を正しく診断書に反映されていると思えず、さらに2級に認定されるには厳しい内容だったので、それを依頼人に伝え、その後の策を考えるつもりでいました。

依頼人の反応は、

「主治医も臨床心理士も、これで2級は確実だと言っているから」

「依頼した社労士は、本当に心配性だね(失笑)と主治医が言っていた」

「日常生活能力の程度と判定の集計をして、2級になっていると言われているから」

と、主治医や臨床心理士の言葉を鵜呑みにされ、心酔しきっているようでした。

代理人としては無理強いはできませんが、正しい判断を伝えなければならず、

「障害年金の専門家って、誰だと思いますか?」と聞いてみたところ、

「誰なんですか?わかりません。」とのこと。

「では、社労士に何を求めているのですか?」と聞いたところ、

「ただの代行でしょ。」とのこと。(唖然、、。)

そもそもが、社労士が障害年金の専門家であるということも理解せず、ただ面倒だから書類を書いてくれる人(代行業者)だと思っていたそうです。

それまでも「??」という言動が多々ありましたが、これで妙に納得してしまいました。

(受任前に気付くべき、、と反省しきりです。)

これではこの困難な案件に最高の結果を出すということはできませんし、適当な診断書を提出することは依頼人のデメリットにもなるため、代理人として降りることにしたのです。

障害年金の請求において最も大切で欠かせないのは、依頼人と社労士の信頼関係です。

それがあれば、私は最大限の努力をすることができるし、お互いが納得して、笑顔で決定内容に満足できると思っています。

お客様からのお手紙を整理していて

日曜日ですが、ホームページリニューアルのために、今までにいただいたお客様からのお礼のお手紙や事例の整理などをしております。

何年も前に障害年金の請求代理をさせていただいた方々のお手紙を久しぶりに読み、とても感慨深く、胸が詰まる気持ちで、度々手が止まって困ります。

私は1件1件の案件を流れ作業のようにしていないので、お手紙を読むとその時の大変さだったり、一致団結してお客様と頑張ったこととか、受給決定が出た時の喜びだったりが鮮明に蘇るのです。

そして、「あれから〇年経つけれど、今はどうされていらっしゃるのかしら」と、祈るような気持ちになります。

私の事務所では、ほとんどのお客様とご面談をし、特に密なやり取りをしているので記憶にも残りやすく、これに関してはどこの事務所にも負けないと思っている部分です。

人の記憶って、やはり限度があり、五感を使った記憶というのは意識しなくても忘れにくいのです。

五感を使った記憶というのは、まさに面談したり直接話したりを繰り返すことで、「目で見て」「耳で聞いて」という生の人間を感じるということです。

特に精神疾患の方に関しては、障害の微妙な部分を第三者が把握し理解することが難しく、些細なことでも逃さずに、いったんは私が吸収して咀嚼し、その後の診断書依頼や書類作成に生かしたいと常に思っています。

些細なことを逃さないように聞き取るには、10人いたら10通りの聞き方が必要だと思っていて、全ての方に対して同じということはありません。

私は社労士試験に合格する前は、高級宝飾のブランドで接客業をしていたのですが、その時に自分に課していたことがあります。

それは、全てのお客様への声掛けの言葉をそれぞれ違えるということです。

接客業は単調になりがちで、お客様への声掛けは、

「よろしければご試着くださいませ。」

「こちら新作になっております。」

のような言葉を全員のお客様に掛けてしまいがちです。

それを、それぞれのお客様の希望や要望を短時間で察知できるように観察し、心に届くような言葉で声掛けをするように、自分でルール作りをしました。

最初はすぐに言葉なんて思いつきませんので、暇な時に様々なセリフを考えてそれをメモし、その中からその都度お客様に合いそうな言葉を使ってみました。

それを繰り返していたら、自然に自分の言葉で声掛けができるようになり、売上に繋がることが多くなりました。

宝飾を買うお客様も、障害年金の請求代理を社労士に依頼するお客様も、自分のことを理解して欲しいという気持ちは変わらないと思うのです。

一人として同じ人間はいないですし、だからこそ自分という人間を理解してもらえたら嬉しいはずです。

未だにこんなことを考えながら社労士をしている私なので、一度に多数の受任はできず、そういう意味では不器用だと思います。

しかし、やっぱり今後もお一人お一人を理解する時間や労力はしっかりとかけて、理解者の一人として障害年金請求の代理をしていきたいと、お客様のお手紙を読みながら強く感じました。

他の社労士に断られた方からのご相談が多過ぎます。。

東京は今日から梅雨入りのようで、今も強い雨が降っています。

久しぶりのどんよりしたお天気で、ブラームスを聴きながら絶望的な気分を味わいつつ、書類を作成したりしています。

雨は好きではありませんが、こういう日はなぜか集中力も高まり、じっくりと仕事するにはもってこいです。(たまにだからこう思えるのでしょうね。。)

さて、今に始まったことではありませんが、当事務所に来るご相談の中で、「他の社労士から断られた」「他の社労士は受給できないと言っていた」という内容が多いこと多いこと。

どこの社労士かを聞いてみることもありますが、超ベテランや成功率100%を自負している事務所だったりして、「こういう案件を断っていたら、そりゃ成功率も上がるわ」と妙に納得したりしています。

一番多いのは、何と言っても「働いている」「働いていた」から障害年金はもらえないという内容です。

あとは、障害基礎年金のほうが障害厚生年金よりも認定されやすいとか、おかしな理由もありました。

これって、ざっくり過ぎませんか?

障害基礎年金のほうが認定されやすいなんてあってはならないし、そんなことはありません。

詳しく説明をするなら、障害厚生年金には3級があり、障害基礎年金には3級がありませんから、例えば障害の程度が2級と3級の中間程度の場合には、3級程度と認定されてしまえば障害基礎年金は不支給となります。

このような場合に、同程度の障害の状態に関わらず、障害厚生年金の請求では3級認定、障害基礎年金の請求では2級認定となったりすることがしばしばあることは確かです。

ただ、明らかに2級という方に関しては、障害基礎年金のほうが認定されやすいというようなことは基本的にありませんし、私の事務所でも正当な決定が出ています。

でも、相談者からしたら、「障害基礎年金のほうが認定されやすいですよ」なんて社労士がアドバイスしたら混乱しませんか?

あと、休職中にお給料が出ているので障害年金がもらえないと社労士から言われたということも聞き、驚きました。

休職中なのであれば働けていないのは確実ですし、お給料が出ていようが出ていまいが、関係はありません。

本当に休職していたのかどうかを客観的に証明する必要はありますが、それは多くの場合証明できるはずです。

毎日のようにこのようなご相談があるので、私としては他の社労士の対応を知ることができてある意味面白いのですが、できることならこんな無駄な遠回りはしないで欲しいし、振り回されないで欲しいのです。

最初っからカメリアに相談してくれたら、時間も労力も無駄にしないのにな~なんて思いますが、だからこそカメリアの価値を見出していただけるのだとポジティブに考えています。