【糖尿病性腎症】初診日の証明が困難 障害厚生年金2級150万円決定!

審査に少し時間がかかりましたが、(とは言っても3か月ちょっとです)糖尿病性腎症で人工透析をされている方の決定が出ました。

障害認定日時点では障害の程度には該当していなかったので、事後重症で障害厚生年金2級、年金額は約150万円です。

初診日が25年以上も前で、さらに初診日の医療機関の後はしばらく病院に行かなかった時期もあり、初診日を証明することが困難だった案件です。

実はこの方は、私の事務所に依頼される前に、別の社労士に2年前に依頼されていたのです。

しかし、なんと初診日の証明を自分でなんとかするように指示されたまま、2年間も放置状態でした。

本当だったら、2年前に請求できていたはずなので、約300万円も障害年金をもらい損ねたことになります。

社労士だったら当然にそんなことはわかるはずなのに、あまりにひどいです。

ちなみに私が受任してからは、2か月かからずに提出することができました。(この差って??)

とりあえず一安心です。

報酬について私の事務所の考え方

障害年金の請求代理を社労士に依頼しようと事務所を選んでいる方は、いくつかのパターンに分かれるかと思います。

・自分では面倒で出来そうにないので、とりあえず受けてもらえる社労士を探している。

・自分でやってみて出来なかったもしくは他の社労士にも断られた困難案件なので、それが出来そうな社労士を探している。

・とにかく結果を出してくれる社労士を探している。

・社労士とは更新も含めて長い付き合いになるので、信頼できそうな社労士を探している。

・とにかく報酬が少しでも安い社労士を探している。

などなど。

この中で、「とにかく報酬が少しでも安い社労士を探している」方は私の事務所には向かないかと思います。

お問い合わせの時に、病気の内容や障害の程度等よりも真っ先に「報酬はいくらか教えてください」とおっしゃる方が稀にいらっしゃいます。

私の事務所にお問い合わせくださる方は、ホームページやブログをじっくりと読んでくださっていて、ある程度私の事務所のことや方針についてご理解くださり、その上でお問い合わせくださるので、報酬についてだけ聞かれるということは他の事務所に比べてとても少ないです。

しかし、やはり報酬だけで選んでいると思われる方からのお問い合わせもいただきます。

もし報酬だけで選んでいらっしゃるのであれば、今は障害年金社労士はとても多く、どんどん値下げをしている事務所もありますのでそういうところを選んだほうがいいと思います。

人はそれぞれ価値観が違います。

私は、障害年金の請求代理を社労士に依頼するということは、ある意味「投資」と同じだと考えています。

障害年金という、一生もらう金額を考えたら数百万~数千万円になるものを受給するために、そしていかに多くの金額をもらうかのために投資をするのです。

その投資がイコール社労士報酬になります。

そう考えると、報酬の安さだけで社労士を選ぶということは、私だったらできません。

もちろん、報酬と結果が見合わなければ意味がありませんが、報酬だけで選んだことで、

・とりあえず受給権は得たけれど、その後のフォローは一切ない
・契約から決定までの数か月間、放置されたり返事が遅かったり、相当のストレスを抱えた
・本当はもっと上位の等級が狙えたのに、その社労士は諦めてしまった
・本当は遡及できたはずなのに、事後重症でさっさと終わらせられてしまった

ということにもなりかねません。

(※報酬が安くても優秀な社労士はいると思いますが。。)

ちなみに、私の事務所の報酬はとても高いわけでも低いわけでもありません。

ただ、超困難案件等については若干報酬は変動することがありますので、内容をしっかりと伺うことなく報酬をお伝えすることができなかったりします。

でも、私のお客様のほとんどは、とても気持ちよく報酬をお支払いくださり、今までに高過ぎると言われたことは一度もありません。

それだけ、私は今までのお客様の誰一人たりとも手を抜いたことはないと自信を持って言えますし、「もっと頑張っておくべきだったな」と後悔したことも一度もありません。

そして、お客様の決定がきちんと出るまでは胃が痛くなる思いもするし、土日も頭から離れなかったりします。

そうやって自分でも胸を張れる位に努力をしていると言えるからこそ、報酬をいただくことができるのだろうと思っています。

過ごしやすい気候と病院同行

今日は書類を依頼するためにある病院へ。

大雨だったら嫌だな~と思っていたのですが、私が外出する頃にはすっかり雨も上がり、お日様まで出ていました。

1時間半位電車とバスに乗り、また帰りのバスを待っていた時に、隣で一緒に待っていらしたご夫婦が、

「なんだか気持ちいいね、、」

とお話されていて、とても和みました。

少し高台にある病院だったので、暑くもなく寒くもなく、風がそよそよ吹いていて、本当に気持ち良い場所でした。

私は普段お客様にお話しているように、できる限り病院への同行等はしないようにして業務を進めています。

それは、決して「楽をしたい」とか「めんどくさい」という理由ではなくて、何よりもお客様(患者さん)とドクターの関係を崩したくないからです。

あと、社労士全体の評判を落としたくない(笑)

よく、病院同行する社労士は、ドクターに対して無礼な診断書の依頼をすると言われてしまい、社労士=失礼な人というイメージを持たれる時があります。

たぶんそういう社労士は数少ないと思いますし、私もなるべくなら他の社労士の迷惑にならないように、社労士のイメージを悪くしないように仕事をしていきたいと思っています。

特に障害年金を専門にしている社労士の思いは、「依頼者が障害年金の受給権を得られるように」と同じ目的なのですから。

話は反れましたが、あまり病院同行はしない私でも、今週から来月は病院に行くことが多くなります。

今月受任したお客様の多くが再請求とか困難案件ばかりで、直接ドクターのご意見を伺わないと打破できそうにないものだからです。

でも、やっと最近は涼しくなって外出も少し楽しくなるような気候になり、病院同行も気分転換を兼ねてこなしたいと思っています。

あ、気分転換とはいえ、もちろん仕事は絶対に気を抜きませんよ!

【てんかん】発作回数少なくても障害基礎年金2級決定!

また驚きの決定が出て、諦めないでよかった~としみじみ思った案件です。

20歳前傷病でてんかんの障害年金請求をし、20歳時点での障害認定日で2級の決定が出ました。

てんかんの障害認定基準には、てんかん発作の大きさ(意識障害があるか、転倒するか等)とその回数が明記されております。

例えば2級であれば、「意識障害の有無を問わず転倒する発作」が年間2回以上あるという例示があります。

しかし、これだけで認定されるわけではなく、発作がない時期の状態等も含めてどのような社会的不利益を被っているかどうかを総合的に認定されますので、そこがとても難しいところです。

特に、てんかんの方は発作が無ければ問題なく日常生活を送ることができる場合も多く、そうなると発作の回数だけでは認定されにくくなります。

実は今回の方も、年間の発作回数がとても少なく、主治医に診断書を依頼した時に、

「今までに何度もてんかんの患者さんの障害年金の診断書を書いたことがあるけれど、こんなに軽いものは書いたことがないよ、大丈夫なの?」

と言われたほどです。

主治医にそう言われて怯む私ではありません!

それなりに別の方法で対策をして、無事に障害認定日で2級の受給権を得ることができました。

そしてなんと、次回の診断書提出(更新)が5年後なのです!

本当に嬉しい決定でした。

生活保護を受けている方が障害年金をもらうということ

ご相談の中で意外と多い生活保護と障害年金との関係について書いてみます。

生活保護を受けている方であって、病気等の程度が重く働くことができないという方から「障害年金をもらいたいのだけど、、」とご相談を受けることがあります。

その多くは、生活保護で受給している金額では足りないので障害年金を上乗せでもらいないかという内容だったりします。

生活保護は他法優先ですので、生活保護以外で何か受給できるものがあればまずはそれを受給し、差額を生活保護で受給するというのが本来の姿です。

①「障害年金<生活保護」の場合は生活保護の額が限度になり、差額を生活保護で受給しますし、

②「障害年金>生活保護」の場合は生活保護は打ち切られ、障害年金のみの受給となります。

このご説明をすると、「じゃあ、障害年金の請求はやめておきます」と言われたりするのですが、社会保険労務士としては、その方が障害年金の障害の程度にあるのであれば障害年金を受給して欲しいです。

長年会社に勤めていて厚生年金に加入していた方等は、②のように生活保護の金額よりも障害年金の年金額のほうが上回る可能性もあります。

また、今は全く働くことができなくても、今後少しでも働くことができるようになれば、その収入と障害年金で生活できるようになるかもしれません。

生活保護は資産や使い道等に制限がありますが、障害年金であれば使い道は自由です。

もらうお金は同じでも、その意味合いを理解して、どの制度から何を受給するべきか、その方が少しでも良い生活ができるように考えていただけたらと思っています。

あっぱれな営業をされる業者さん

全然障害年金とは関係がない話。

私の事務所には、いろいろな営業の方から連絡があったりDMが届いたりします。

税理士さんとか弁護士さんとか、経営コンサルタントの方とかセミナーの募集とかがほとんどです。

つい先日、郵便物の中に社労士事務所とは不釣り合いな感じのおしゃれな封筒がありました。

一瞬間違って届いたのかとも思ったのですが、しっかりと「カメリア社会保険労務士事務所御中」と書いてあります。

とりあえず中を開けて、「へ~」とか「ほ~」とか独り言を言いながらじっくりと見てみました。

その中身は、私のホームページの写真を見て、こういうお洋服が似合うと思うので、、といったことが書いてあって、何パターンかのお洋服の写真が載っていました。

ビジネスウーマン向けのお洋服を扱っている会社さんらしいのですが、そういう会社の方がDMで営業をされているということに驚きましたし、努力をされているんだな~と、私も頑張らなきゃ!なんて思いました。

そして、「私はたぶん買えないけど、頑張ってください!」って心の中でエールを。

そこそこなお値段だったのですが、仕事をする上でのいろいろなシーンに合わせたお洋服をすぐに届けてくださるらしいので、バリバリのやり手な女性経営者の方などにはいいかもしれません。

(私はまだまだそこまでではありません。。)

電話やDMで営業をされると、あまり気分が良いものではありませんが、今回に限ってはどういうわけだか不快にも感じず、むしろ同じ経営者として勇気をもらいました。

65歳以上の障害年金受給者からのご相談

障害年金は障害の状態が続く限り、何歳になっても受給し続けることができます。

ですので、65歳以降も老齢年金を受給せずに障害年金を選択して受給する方もとても多いです。

65歳以降は、「障害基礎年金+障害厚生年金」「障害基礎年金+老齢厚生年金」「障害基礎年金+遺族厚生年金」のように組合せを選択することができ、その方によって有利な組み合わせはそれぞれです。

例えば、障害年金1級を受給している方であれば1.25倍されているので、65歳以降もそのまま受給していたほうが有利な場合が多いです。

また、障害年金を受給しながら厚生年金に加入して働いていた方であれば、「障害基礎年金+老齢厚生年金」の組み合わせを選択すれば、障害認定日後に働いた分の報酬比例部分の金額が上乗せされますので金額が大きくなります。

また、障害年金の3級をずっと受給していた方が65歳になった場合、例えばそれ以降に障害の程度が重くなっても2級や1級に額の改定をすることはできません。

一度でも2級以上になったことがある3級の方は65歳以降も額の改定をすることはできますが、3級をずっと受給していた方は65歳になる前にご自身の障害の程度をしっかりと確認して、以前よりも障害の程度が重くなっているようでしたら65歳になる前に額の改定をしておくことが重要です。

障害の程度が重くなったら額の改定ができるということはなんとなく知っていても、3級の方は制限があるということまではご存じない方が多く、このようなご相談は私の事務所にも何度かいただきました。

65歳以上の方からご相談をいただくことが増えており、障害年金の仕事をしていても高齢化社会なのだと実感します。

私の事務所では、このような障害年金の請求代理以外のご相談は無料ではなく有料でさせていただいておりますが、後で取り返しがつかなくならないように「障害年金の見直し」「障害年金のメンテナンス」をすることをおすすめします。

最初に社労士に依頼していたら受給できていたのに

私の事務所では、新規で障害年金の請求代理をする以外にも、ご自身で障害年金の請求をして不支給だったというご相談も並行して受けています。

2度目3度目の請求もしくは審査請求のご相談になりますが、その場合はまず提出した書類一式と不支給決定通知や決定書(または裁決書)をごっそり送っていただき、それを拝見した上でお受けするかのお返事をしています。

特に、ご自身で審査請求までやった場合には、その書類の量は100枚程度になる場合も。

送っていただいた書類を読むことは、私にとっては小説を読むくらいに楽しくて、時間があれば一気に読んでしまいます。

こんな時、「やっぱり障害年金大好きだな、、」って思いますね。

読みながらよく思うこと。

それは、「最初から障害年金の請求代理を社労士に依頼していたら、すんなり受給できていたのに。。」ということです。

まず、ご自身が提出した書類一式に目を通すと、

「これは審査側は絶対に〇〇を指摘してくるだろうな~」
とか
「あーー、これ書いたらダメなのに~」

なーんて、既に「ダメポイント」が次々と明るみになって、その後決定通知等の書類に目を通すと、

「やっぱりね~」という内容ばかりなんですよね。

だから、この書類を提出すれば当然の結果なんです。

社労士が最初から受任していれば、まずは敵(保険者)が考えそうなことを予想して、それに応じてしっかりと対策を立てていくので、このような結果にはなりません。

万が一不支給や棄却になったとしても、それはある程度予想出来ている部分もあるので、すぐに次の行動をとることができます。

最近ではインターネットにより、一般の方も障害年金の情報を得やすくなりましたし、ご自身で請求しようとするハードルも下がったように思います。

でも、こういう事例を毎日目にしていると、今後も障害年金専門の社労士の仕事がなくなるということはない気がします。

むしろ、障害年金の請求は社労士に依頼するということがスタンダードになるのではとも思ったりします。

年金事務所で1か月も返戻書類が止まっていました

数ヶ月前に障害年金の請求書を年金事務所に提出し、「さて、そろそろ決定出る頃かな~」と進捗を確認したところ、あまりにショックなことが起こりました。

障害年金センターで確認してもらうと、「1か月前位に年金事務所に書類が返戻されているみたいですよ」と言われたのですが、その年金事務所から何の連絡もないのです。

障害年金の審査の途中で、いついつの診断書を追加で提出して欲しいとか、追加の書類を求められることはありますが、その際は代理人である社労士に連絡が必ず来るようになっています。

急いで年金事務所に連絡をしてその件を確認してもらったところ、なんとそのまま放置されていました。。

そして、追加の書類の内容を聞いて、また大きなショック。

だって、ただ平成29年度の(非)課税証明書を提出すればいいだけだったんですから。

事後重症の20歳前傷病の方だったので最新の年度の(非)課税証明書を本来は添付するのですが、平成29年度分は8月以降でないと取得できないものの、この方の役所では6月時点で平成29年度の(非)課税証明書が取得できてしまったのです。

なので、念のため提出時には、
・平成28年度の(非)課税証明書
・平成29年度の(非)課税証明書
の2通を完璧に揃えておりました。

そして、年金事務所の窓口でその2通両方を提出したいと伝えたのですが、「平成29年度分は受け取れないのでお返しします」と受け取ってもらえませんでした。

その時に受け取ってくれていたら、1か月も審査が中断することはなかったはず。

いや、受け取ってくれていなくても、返戻された時にすぐ連絡をくださればすぐに送ることができたのです。

お客様は「まだかまだか」って不安に思って決定を待っているのだから、できるだけ早く安心していただきたい。

一つ言えるのは、この段階で最新の(非)課税証明書の提出を求められたということは、受給決定が出るのだろうと予測ができます。

まだ油断は出来ないけれど、ひやひやした出来事でした。

ドクターの障害年金に対する本音

ここのところ風邪がダラダラと治らず、かかりつけの病院に行ってきました。

「すごい久しぶりだね~」とドクターから言われ、久しぶりということはイコール病気をしていないということなのでいいことなのですが、近況報告など積もり積もったお話が尽きず。。

そのドクターは私が障害年金の仕事をしていることをご存じなので、仕事の話をついつい聞いていただいたり、普段の病院同行などでなかなかお医者様に聞けない本音などを教えていただきました。

私「やっぱり、障害年金の診断書はめんどくさいですか?本当は書きたくないですか?」

なーんて、答えにくい質問も。

ドクター「そりゃ、忙しい中書きたくないし、あれはめんどくさいよ」

と。

だけど、お願いする社労士によってもドクターの気持ちややる気が随分と変わることは確かだそうです。

そして、「こういう社労士だったら断れないな~」とか「こういう社労士だったら嬉しいんじゃない?」という核心に迫る(笑)お話もしていただきました。

もちろん、全てのドクターが同じお考えではないと思いますが、やはり障害年金の請求代理に関しては全て流れ作業のようにできるわけではなく、いかにドクターが気持ちよく障害年金の請求にご協力していただけるかを常に考えていくことは重要だと思っています。

ドクターに障害年金の診断書を依頼して断られることもたまに聞きますが、医師法では、「診察若しくは検案をし、又は出産に立ち会つた医師は、診断書若しくは検案書又は出生証明書若しくは死産証書の交付の求があつた場合には、正当の事由がなければ、これを拒んではならない。 」と規定されています。

しかし、すぐにこれを持ち出して強引に書いていただいたとしても誰も得をする人はいません。

ドクターが診断書の記載を拒まれるような時は、必ずきちんとした理由があるはずなのです。

・以前に障害年金の診断書を書いたのに、その患者さんは障害年金が受給できなかった
・以前関わった社労士が強引で、二度と関わりたくないと思った
・とにかく忙しい

とか。

それを汲み取って、誠意を持ってお願いをすれば、きっとドクターもそれに応えてくださると私はいつも思っています。