【モニター募集】限定5名!新しい試みにご協力いただける方募集中

当事務所で新しい試みを始めるために、モニターになってくださる方を募集いたします。

現在、カメリア社会保険労務士事務所ではお客様によって進め方も対応も変え、オーダーメイド感覚のサービスをし、障害年金の請求代理をしております。

今回、モニターにご応募いただける方は以下の条件に当てはまる方です。

①全てメールでやり取りが完結できること

②添付ファイルのやり取りがあるので、パソコンでメールを日常的に使う方

③マイクロソフトオフィス(WordやExcel)をある程度使える方
(簡単な修正のみでも可)

④初診日が確定していて、保険料納付要件もクリアできている方

通常、当事務所で行っている請求代理業務との違い以下になります。

①ご面談とお電話でのご連絡はいたしません。

②診断書依頼などでの病院同行や医師との面談はいたしません。

③基本的には全てメールでのやり取りで完結します。

★モニターになってくださった方には特典があります!★

特典1、通常、3万円の着手金が無料

特典2、受給決定した場合の報酬の大幅な割引

ご興味をお持ちの方は、「お問い合わせフォーム」から【モニター募集の件】と書いてお問い合わせください。(先着順)
詳細をお知らせいたします。

当事務所で依頼をお断りさせていただくお客様

当事務所では障害年金の請求についてお問い合わせをいただいても、全ての方の依頼をお受けするわけではありません。

ご依頼をしていただいてもお断りさせていただく場合もございます。

それは次のような方です。

・横柄な態度を取る方
⇒このような方は、お電話やメールでのご相談の時にもわかりますのでその時にお断りいたします

・お金を支払っているのだからと、上から物を言う方
⇒障害年金の請求代理契約は、「依頼人」と「代理人(社労士)」との契約です。決してサービス業ではありません。

・「遡及をしたい」「〇級を受給したい」と、最初に結果を自分で決めている方
⇒このような要望には応じられません。認定するのは国であり、認定基準に基づいて審査されるものです。

・報酬で社労士を選んでいる方
⇒良い結果を出すにはそれなりの報酬は必要だと考えています。できるだけ報酬の安い社労士をお探しであれば他の事務所をおすすめいたします。

・依頼さえすれば自分は何もしなくていいと考える方
⇒障害年金の請求には、依頼人のご協力が欠かせません。

・信頼関係が築けないと判断した方
⇒障害年金という繊細な情報を扱う業務には、信頼関係が欠かせません。また当事務所も最高の結果を出してあげたいと思えません。

・何でも他人のせいにしたり、病気のせいにする方
⇒障害年金の請求をする方は全ての方が障害をお持ちです。障害が軽い方ほど病気のせいにする傾向が見られます。

それに対し、以下のような方は当事務所に向いている方です。

・他の社労士では心もとないと思い、どこまでも諦めない社労士を探していた方
⇒他の事務所で断られた方でも、当事務所で結果が出ています。

・二人三脚で障害年金の受給をしたいと思っている方
⇒ご協力してくださる方は、とても良い結果が出ています。

・どんなことでも頼ってくださる方
⇒このような方は、一番信頼関係が築きやすいです。

・とにかく一番良い結果を出して欲しいと思っている方
⇒その方が狙える等級を常に目指し、納得できるようご説明をしています。

・受給後も更新のサポート等を長く受けたいと思っている方
⇒ほとんどの方が数年ごとに診断書を提出しなければなりませんので、安心です。

・報酬は投資であると理解できている方
⇒賢い考え方であると思いますし、当事務所の考え方ともぴったりです。

社労士と依頼人との相性や考え方は、障害年金の結果にとても関わってきますので、以上のようなことをご理解いただけると助かります。

申立書添削サービスのお申込みが続いている中で

ここのところ、当事務所の「病歴・就労状況等申立書添削サービス」のお申込みが続いております。

このサービスは、ご自身で障害年金の請求手続きをされる方のためのサービスで、既に出来上がって提出直前の申立書を拝見し、専門家の視点で改善したほうが良い部分を添削させていただくものです。

また、受診状況等証明書と診断書も隅々までチェックし、不備はないかどうか、修正すべき箇所はないかどうかもお伝えいたします。

さらには、この診断書を提出してそもそも障害年金が受給できるのかどうかの判断もし、受給が危ない方に関してはそこから通常の代理業務に移行することもあります。

通常の代理契約をしているお客様の業務の合間にこの申立書添削サービスの業務をしています。

その日にもよりますが、たいていは1日もあれば全て終了して、赤ペンいっぱいの申立書と診断書をお返しすることができるので、とてもご好評いただいているサービスです。

さて、今日も朝から数時間かけてこのサービスのお客様の書類を仕上げておりました。

病歴・就労状況等申立書を一般の方が書いたものを読むと、大体同じようなことに気付きます。

まず、仕事について詳しく書き過ぎ。

就労している方の障害年金請求をする時は、私も申立書で仕事の状況について触れますが、その書き方や言葉の言い回しや重視する部分が全然違います。

例えば同じことを書くにしても、書く場所や書き方によっては読み手に誤解を与えてしまうことがあるんですよね。

特に強調して伝えたいことを上手く伝えられるように、障害年金の請求において不利になる部分はいかに不利にならないような書き方にと、緻密な工夫が必要です。

そして、経済的に苦しいとか、障害年金の認定に全く関係ないことをひたすら書いている申立書も結構多いことに気付きます。

経済的に苦しいから障害年金をもらいたいという気持ちはわからなくはないですが、専門家であれば障害年金の認定に関係がある部分にフォーカスして書きますので、余計なことは書きません。

また、診断書の不備等のチェックについても、今回のお客様に関しては重大な問題が発覚しました。

障害認定日の診断書に、初診日の医療機関よりも前に受診していた医療機関の名前がしっかりと記載されていたのです。

そうすると、せっかく受診状況等証明書を取得しても診断書に前医の記載があれば、初診日がずれてしまう可能性があります。

その医療機関はどうして書かれたのか、今回請求する傷病との関係はあるのかをしっかりと付け加える必要があります。

また、精神疾患にも関わらず、障害認定日の診断書は精神科とは全く関連のない病院で取得されていました。

精神の診断書は、てんかん・知的障害・高次脳機能障害等でなければ、精神保健指定医または精神科を標ぼうする医師に記入してもらうことが原則です。

そのままの状態で提出すれば、障害認定日請求が認められることは難しいでしょう。

ちょっと拝見しただけでも、これだけの問題が見つかりました。

ただ、このような案件であっても最初から社労士に依頼してくださっていれば、その問題に対して様々な対策をすることができますので、やはり全てを社労士に依頼する方が賢明だと思います。

ただ、「病歴・就労状況等申立書添削サービス」は、私にとっては趣味のように楽しいので、気分転換にもなりますし、「一般の方がやると、こうなるのだな~」と新たな気付きがあってとても興味深いのです。

精神障害者保健福祉手帳と障害年金の等級の関係

ご面談やご相談を受けていて、精神障害者保健福祉手帳を既にお持ちの方も多いのですが、それについて感じることがいろいろとあります。

精神障害者保健福祉手帳と障害年金はそれぞれの法律や制度が異なりますので、全く同じ等級になるとは限りません。

しかし、手帳と障害年金の等級はある程度一致することが多いので、既に手帳をお持ちの方であれば障害年金の受給の目安にはなると思います。

でも、既に取得した手帳が3級だったとしたら、障害年金も3級になるかと言ったらそうではケースも多々あります。

ご面談で詳しくお話を伺っていると、「この方は障害年金の2級相当を受給できるだろうな」と思っていても、取得した手帳が3級だったりするのです。

これってどういうことが考えられるかというと、手帳を主治医に依頼した時に、その方の症状や状態が正しく伝わっていなかったということ。

要は、本来の状態よりも手帳の診断書を軽く書かれてしまったということです。

この状態で、もしご自分が障害年金の手続きを進めたらどうなるでしょうか?

おそらく、障害年金の診断書もせいぜい3級程度のものしか出来上がらないでしょう。

障害年金のほうが審査が厳しいので、場合によっては不支給もあり得るかもしれません。

だから、ご面談で私が「この方は障害年金は2級相当だな」と思った方が3級の手帳を持っていた場合には、私に依頼してくれて心からよかったと思います。

この辺りのさじ加減とか、困難度合って、おそらくご自身で判断することは難しいです。

インターネットの情報とか、社労士によっても違いますが、

「手帳3級であれば障害年金は3級」

「手帳3級だったら障害基礎年金は不支給」

と安易に判断するのではなく、まずはその方の本来の状態は本当に手帳3級レベルなのか?というところから私は突き詰めて考えます。

実は昨日ご面談したうつ病の方も、明らかに障害年金は2級相当でしたし、私の事務所であればほぼ2級は認定されると思いましたが、手帳を拝見したら3級でした。

障害年金は、既成概念とか全て取り払って、柔軟な頭で考えることが大切です。

私が申立書や他の書類を作るときのこと

今日はある方の申立書を出来る限り進めたいと思っていたので、集中して仕事をしています。

30年以上にわたる病歴なので、とても長いですし、どこの期間を取っても重要な部分なので気が抜けません。

病歴・就労状況等申立書は、文章を多く書けば良いというものでも、詳しく書けば良いというものでもなく、障害認定基準を頭に置きながら的確に症状や日常生活について等を書いていくことが必要です。

私は障害年金請求で提出する書類全てを大切に考えていますが、その中でも病歴・就労状況等申立書は最も重要だと思っています。

全く同じ内容の診断書があった場合、病歴・就労状況等申立書の内容次第で認定される等級が変わることがあるからです。

私が代理をした案件の中にも、明らかに申立書によって認定されたのだな~と思ったものが何件もあります。

私が申立書を作る時、無意識にやっていることがあります。

それは、私自身が依頼者の方に成り代わって、何から何までを想像するということです。

代理人なので当たり前って言ったら当たり前なのですが、障害年金の請求を「障害年金を受給するためのテクニック」とか「障害年金を受給するためのノウハウ」のように無機質に捉えてしまうと、なかなかこの本来のことが出来なかったりします。

依頼人から様々なことを聴取しているうちに、事実とその時の気持ちのようなセンシティブなこともお話してくださるようになり、そこで私もシンクロすることができると依頼人の方に少しでも成り代わることができるのです。

これって、私にとってはとても苦しい時間だったりするのですが、それをきちんとすることによって、依頼人の方がその障害によって本当に困っていること、苦しんできたこと、できないことを書面にすることができるのです。

そして、だからこそ私の事務所の結果がとても良いものばかりなのだと自負しています。

そんなわけで、私の事務所は大量に依頼をお受けすることができないし、本当にこの方のために役立ちたいと思って依頼を受けているのです。

世の中には、流れ作業というかシステマティックに障害年金の請求を進めて欲しいという人もいれば、しっかりととことん寄り添って結果を出して欲しいという人もいると思います。

私の事務所は後者の方にはぴったりだと思っていますし、私もそういう方のためにはとことん努力したいといつも思っています。

Ⅰ型糖尿病の方が障害年金支給停止により提訴された記事を読んで

先日、Ⅰ型糖尿病で障害基礎年金2級を受給していた方が障害状態確認届(更新)で支給停止し提訴したという報道がありました。

糖尿病の障害認定基準は平成28年6月に改正があり、それまで障害厚生年金3級を受給していた方も支給停止になる方が多いのではないかと思っていたので、やっぱりという感じです。

改正前の認定基準は主にHbA1cと空腹時血糖値の検査数値により認定を行うこととされていました。

改正後の認定基準は、

前提として、検査日より前に90日以上継続して必要なインスリン治療を行っていること

そして、次のいずれかに該当すること

①内因性のインスリン分泌が枯渇している状態で、空腹時または随時の血清Cペプチド値が0.3ng/ml未満を示すもの
②意識障害により自己回復ができない重症低血糖の所見が平均して月1回以上あるもの
③インスリン治療中に糖尿病ケトアシドーシスまたは高血糖高浸透圧症候群による入院が年1回以上あるもの

さらには一般状態区分表のウまたはイに該当するものになります。

イ 軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの
ウ 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの

この認定基準を見ると、糖尿病単体で3級に該当することもなかなか厳しいということがわかるかと思います。

②の意識障害により自己回復ができない重症低血糖という意味は、低血糖になった時に自分でブドウ糖を補給できる状態ではなく、必ず他人の力を借りる程度の低血糖となりますから、それが月に1回以上もあるとなるとかなり重い状態です。

③の糖尿病ケトアシドーシスまたは高血糖高浸透圧症候群による入院が年1回以上というのも、生命の危機に瀕するような発作が年1回以上あるということなので、相当に重いとわかります。

以上の認定基準に該当して初めて糖尿病での障害年金3級が認定されるのですから、糖尿病単体で2級に認定されるというのはかなり大変です。

通常、2級に認定されるケースは糖尿病合併症に対する認定がほとんどなのではないかと思います。

裁判の結果がどうなるかわかりませんが、とても興味深い内容ですし、判決によっては今後の障害年金の考え方にも影響するのではないかと感じています。

肢体の障害での不支給が多いようです

手や足の麻痺等で肢体の障害の障害年金をする場合、ご自分で手続きをして不支給になったり、かなり軽い等級で決定されたりすることが多いように感じます。

週末だけで私のところに同じようなご相談が何件もありました。

そして、皆さんが決定に対して青天の霹靂のように驚いていらっしゃるのです。

聞いてみると、

「自分でやっても簡単に認められると思った」
「不支給になるなんて、これっぽっちも思わなかった」

とおっしゃいます。

というのは、肢体の障害は歩行困難であるとか、手を使って物を掴むことができないとか、日常生活への支障が明らかであるのだから当然に障害年金は認められると考えられるようです。

そして、身体障害者手帳も既に取得しているのに、どうして障害年金が認められないのだろうと、おっしゃいます。

実は肢体の障害で、しっかりと正当な等級で認定を受けるのは意外と難しいのです。

肢体の障害であっても、上肢や下肢を切断している方や関節可動域がほぼないような方であれば難しくはありません。

しかし、筋力や関節可動域にあまり問題がない場合等は、日常生活動作のみでは認定されないことも多く、相応の対策や工夫が必要です。

そして、例えば歩行困難の原因が神経系統の疼痛からというような場合も、認定されにくいです。

肢体の障害だからと言って侮ることなく、肢体の障害だからこそ社労士に相談をしたほうがいいと思います。

当事務所でも、肢体の障害での不服申立てのご依頼が同時にいくつもあり、順番待ちをしていただいている状態です。

診断書依頼した時の主治医の「かわいい意地悪」

うつ病や双極性障害等の精神疾患の方は、病院をいくつか転院していることが多いです。

そうすると、遡及請求で障害認定日の診断書を依頼する場合に、なかなか主治医に協力していただけないこともあります。

例えば、医師との相性があまり良くなくて、転院する時も気まずい雰囲気だったとか、

日常生活における支障をほとんど伝えていない場合とか、

主治医がそもそも障害年金について否定的な考えを持っているとか。

以前に、障害認定日の診断書を依頼して、出来上がった診断書を見て驚くとともに笑ってしまったことがあります。

診断書上に、「旅行にも楽しく行っていて、日焼けして帰ってきて元気に報告していた」「趣味の釣りをよく楽しんでいた」と強調して書かれていたのです。

それも、2か所の欄に同じことが書かれており、よほど障害年金をもらって欲しくないのだな~と思いました。

実際にその主治医には、

「当時はお給料だってもらっていたのだから、遡及なんて諦めなさい!」と言われていたんですよね。

その気持ちが見事に診断書に込められていたのです。

ただ、やはり症状に関してはそのまま書かれていたので、主治医の「かわいい意地悪」があったとしても、私はなんとか受給できると判断しました。

そういう記載があるからこそ、「絶対に遡及して受給してやる~!」と奮起した私です。

障害年金の仕事をやっていると、いちいち細かいことに落ち込んでいたら良い結果なんて出すことができません。

どんな逆境であっても「最高の結果を出す」ことが、私の仕事なんです。

仕事を忘れ、無になる瞬間

障害年金の仕事をしていると、仕事以外の時間にも無意識に仕事のことを考えている自分がいます。

例えば、一人でご飯を食べている時。

お風呂に入っている時。

もくもくと歩いている時、とか。

もっとより良い方法があるんじゃないか、もっとこうしたら良い結果が出るんじゃないか、

もっともっと完璧にしたいという気持ちが強いです。

後で後悔したくないから。

寝る前に良い案がひらめいて、そこから仕事をしてしまうこともあります。

義務感ではなく、ただただ障害年金が好きだから、ついつい考えてしまうんですよね。

でも、やっぱりOnとOffの切り替えは必要だし、いったん全てOffにすることによって新鮮な考え方が出来て仕事にも良い影響があるんじゃないかとも思っています。

そんな中、私が障害年金のことを考えずに、ひたすら無になれる時があります。

それは、ピアノを弾いている時です。

今も時間がある時にはなるべくピアノを弾いてリフレッシュしています。

一度ピアノを弾き出すと、数時間は全く休憩もなし、飲まず食わずでひたすら弾く。

リフレッシュというよりは、他人が見たら何かに憑りつかれているように感じるかも。。

それだけ集中しているから、終わったら適度な疲労感とすっきり感があり、楽しい時間です。

私の気分転換は他にもオペラ鑑賞とか歌舞伎鑑賞とか声楽とかいろいろあるけれど、やっぱり一番はピアノかなって思います。

指先を常に使うと、頭の回転にも役立ちますしね。

障害年金の請求で最も大切なこと

ここのところご依頼のご面談も多く、その間に受任している方の書類を提出し、病院とのやり取りもあり、、なんて慌ただしく過ごしています。

そんなわけで、ご依頼に関するお問い合わせのお電話にもほとんど出られない状態が続いており、新規の方には申し訳ない気持ちです。。

私が受任させていただいているお客様にはよくお話することを、こちらでも書いてみます。

障害年金の請求をしようとして、まずやっていただきたいこと。

そして、私が最も大切にしている過程があります。

それは、初診日を確定することでも、診断書をドクターにどう依頼するか考えることでもありません。

「病歴をじっくりと丁寧に整理すること」と「ご自身を観察していただくこと」です。

新規の方のご相談を受けていると、「初診日の病院がなくなって、、その次の病院のことは覚えてなくて、、その次もわからなくて、、」

とか

「本当の初診日の病院にはカルテがあるみたいだけど、そこだと保険料納付要件を満たせないから、20歳前の病院を探していて、、、」

とか

「障害認定日の病院にカルテがないから、遡及はできないですか?」

とか、そういうところから話を始める方が多いことに気付きます。

よくよくお話を聞いてみると、初診日がどうこうという以前に、病歴の整理ができていないまま、障害年金がもらえる方法だけを考えて、そこに無理やり当てはめようとしているように思えます。

たぶん、障害年金をもらうテクニックみたいな部分が独り歩きしているのでしょう。

それ以前に、

・その病気の発症のきっかけを振り返ったり、
・どこの病院にいつからいつまで行って、その時の症状はどうだったのか、
・発症から今までに、症状の変化はあったのか、
・思い出していない病院はないかどうか、
・今現在の症状は具体的にどうなのか、
・朝起きてから寝るまでに自分でできないこと、困っていることは何なのか、
・仕事が出来ない理由はどんなところにあるのか、
・仕事をしているのなら、障害によって控えていることや不便なことはどんなことか、

そういう事実を整理することが大切だと、私は思っています。

過去を振り返ったり、障害を見つめ直すことは、大変でつらい作業だと思いますが、これをしっかりと行うことで障害年金の受給率は確実に上がります。

まず、事実の整理が出来た時点で初めてどこを初診日にするのが妥当かという判断ができますし、遡及請求ができるかどうか、そして等級はどの程度になるのか等の具体的な道筋を立てることができるのです。

そして、決定が出た時に、その決定が妥当かどうかということもご本人が確認でき、納得するための材料になります。

事実を把握せずに、下りた決定が妥当なのかどうかの判断はできませんよね。

また、知的障害の方や肢体の障害で病歴がとても長い方などは、障害があることに慣れていらっしゃるので、日常生活に支障がある部分をご自身ではあまり感じないようになっている傾向があります。

以前にこんなことがありました。

肢体の障害で、20年程度前から既に手足の麻痺がある方でしたが、私が日常生活で不便に感じていることや出来ないことを伺うと、「ほとんど不自由はないんですよね。」とおっしゃいました。

しかし、私から細かい質問をいろいろとすると、「本当はこんなに出来ないことがあったなんて忘れていました」と驚いていらっしゃいました。

その方は、出来ないことを、「出来るようにする工夫」をご自身でされていて、簡単に何でも出来ていたわけではなかったのです。

障害年金は、そのような細かいことを書面にして、その方の障害を出来るだけ具体的に表して認定されるものなのです。

だからこそ、まずはテクニックに走ることなく、病歴や症状や日常生活についての整理や振り返りが大切だと思っています。

ご自身で障害年金の請求をされる方も、この作業にぜひ時間をじっくりとかけてみて欲しいです。