2017年本当にありがとうございました

今年1年を振り返ってみると、本当に多くの方からのお問い合わせと依頼をいただき、こんなにたくさんの出会いがあったのだと改めて驚いています。

そして、一番依頼の多いうつ病や発達障害等の精神疾患をはじめ、その次に多い脳血管疾患、てんかん、その他難病、多くの障害に携わることができました。

また、当事務所で受任した案件の結果を分析したところ、ご相談の段階で障害認定日請求の可能性が少しでもある方は、全て障害認定日で遡及することができました。

障害認定日請求をしても事後重症で認定されてしまうことはとても多いのですが、当事務所ではそれは1件もなく、とてもすごいことだと思っています。

また、不支給決定もなく、全てのお客様が受給決定という結果を出すことができました。

これにはとても自分自身プレッシャーもありましたし、障害年金に関しては運というものも少なからずあると思います。

私の事務所には「運」があるのは確かです。

障害年金で良い結果を出しているとそれに慣れてしまったり、「この程度でたぶん大丈夫だろう」と慢心しそうになるのですが、私は毎回毎回初めてという気持ちを持って取り組むようにしています。

これは来年も変わらず、新しい気持ちで障害年金に取り組み、一人でも多くのお客様に最高の結果を届けて喜んでいただきたいと思っています。

今年はホームページもリニューアルしたり、単独のブログも立ち上げたり、新しい試みも始めました。

来年も常に前向きに、「障害年金ならカメリア」と言っていただけるよう努力し続けます!

1年間本当にありがとうございました。

皆さま、良いお年をお迎えくださいね!

あくまでも「診断書ありき」なのを忘れないでください

今日は本当に寒い1日でしたね。

今年最後にいつもの年金事務所に行って、既に審査中の方の住所変更手続きを終えてきました。

この時点で住所変更を指示されるということは、年金証書発行の手続きに入っているということ。

不支給はあり得ないと思っていましたが、受給決定が確信できてウハウハです♪

さて、今年最後に(最後じゃないかもですが)基本の基本をお伝えしておきます。

障害年金の認定において、やはり一番大切なのは診断書ということはどんな案件であれ変わりません。

もちろん全く同じ診断書があった場合に、社労士が代理することによって等級が上がったり受給できたりすることは多いですが、それでもある程度しっかりとした診断書ありきです。

不備や空欄だらけだったり、本来の症状よりも明らかに軽く書かれていたりしたら、まずはそれを正しい形の診断書にすることが先決です。

そして、障害年金は書類を出せばもらえるものでも、社労士が代理すれば受給できるものでも、そんなに簡単にもらえるものでもありません。

社労士は専門的知識や経験値を持っているけれど、魔法を使えるわけではありません。

社労士が代理しても、診断書を医師に依頼する場合、医師の心を動かすには相当なことをしなければならない。

だから、決して楽して障害年金をもらおうとは思わないでください。

場合によっては主治医と衝突しなければならない時もあります。

そして、それでも障害を抱える方には障害年金をもらう権利があります。

障害年金は、「障害を持つ方」と「主治医」の意思疎通がしっかりと図られてこそ正当な等級で認定されるのです。

それを導くために社労士がいる。

全て社労士に丸投げでは、しっかりと症状が反映された診断書は出来上がらないのです。

でも、一人で主治医に立ち向かったり理解をしてもらうことは、心細いでしょう。

どう話したら理解してもらえるのか、わからなくなってしまうこともあるでしょう。

そんな時、社労士は必ず助けるし、力になれるし、味方になれる。

障害年金を専門としている社労士は、ただただ障害年金に詳しいだけではないし、それだけだったら受給率は上がりません。

あるときはカウンセラー的な役割をしたり、あるときは人間心理を読むことをしたり、あるときは医療についてとことん研究したり、様々な顔を持っています。

社労士って、結構頼りになるんですよ。

年末に、そんな基本的なことをあえて書いてみました。

仕事納め&Merry Christmas!

当事務所は、12月26日から1月8日まで年末年始の休暇をいただきます。

なので、今日が仕事納めです。

とりあえずご契約中のお客様方にはご連絡し、できる限り今日終えられることは終えました。

そして、ご契約中のお客様でしたが重大な契約違反をされた方がいらっしゃり、残念ですが契約解除をさせていただき、すっきりと新しい年を迎えられそうです。

休暇とは言っても、実際には年明け早々に提出を予定しているお客様の書類を仕上げたり、時間を取って読み込みたいと思っていた大量の障害年金資料を読んで整理したり、

結局はなんだかんだ仕事をしていると思います。。

この年の瀬に、何名かのお客様からは、

「ここまでやってもらっているので、どんな結果であれ受け入れられます」
とか
「ここまでやってくれる社労士は探してもいないと思います」
とか
「感謝しきれません」
とか、もうこれ以上の言葉はないと思うほど社労士冥利に尽きるお言葉をいただきました。

普段、障害年金の請求代理という仕事をしているときは、一番良い結果を出すことを自分に課し、それが達成できたことで自分自身を良しと思ったり、自分自身を少し褒めてみたりしながらやっているのですが、
お客様が伝えてくださる言葉で「少しも妥協せず、一生懸命にやってきてよかった」と思えました。

私、本当にお客様に恵まれています。

休暇中もたぶんブログは更新すると思いますし、問い合わせフォームからのお問い合わせには対応させていただく予定です。

皆さま、楽しいクリスマスを!

CRT-D挿入後の更新で等級落ちした方のご相談

毎日いろいろなお問い合わせをいただき、面白いご相談も多く、障害年金って本当に飽きません。

今日は、2年前に心臓にCRT-Dを挿入し、最近更新で障害状態確認届を提出後、障害厚生年金3級に等級落ちしたという方からのご相談でした。

重症心不全等でCRTやCRT-Dを入れた方は、
「1~2年程度経過観察したうえで症状が安定しているときは、臨床症状、検査成績、一般状態区分表を勘案し、障害等級を再認定する」
と障害認定基準に明記されております。

この裏の意味は、
「CRTやCRT-Dを入れたからって、ずっと2級っていうわけではないですよ」
というものなんです。(怖い怖い。。)

CRT-Dを挿入した時点では2級となっておりますので、更新(障害状態確認届)で3級もしくは支給停止になる方はとても多いです。

しかしCRT-Dを入れても症状が安定せず、異常検査所見があったり、一般状態区分も重ければ2級を維持できることはあります。

さて、そもそも更新(障害状態確認届)の時に、今の等級を維持するか、等級落ちするか、支給停止になるかを判断するものは何でしょう。

これは「障害認定基準」に決まっていますよね。

最初に障害年金が受給できる障害の程度に該当しているかどうかを判断する基準も「障害認定基準」ですし、その後の更新(障害状態確認届)でも「障害認定基準」に当てはめます。

そして、その時の障害認定基準で判断しますので、受給権を得た時から障害認定基準の改正があった場合には、最新の障害認定基準を使うためそれだけで等級が変わってしまうこともあります。

こんなことって、私たち社労士は当たり前に思っていましたが、今日のご相談者は、

「再認定(更新や障害状態確認届)の時には、障害認定基準を使うわけないじゃないですか!?」

と、あまりに意表を突いたことをおっしゃり、驚きました。

しっかりとご説明したのですが、「再認定で障害認定基準を使うなんてあり得ないから不服申立てしたい」と全く聞き耳を持ってもらえず。。

挙句の果てには、「先生が間違ってますよ!」と大きなお世話を焼いてくださり。。

うーーーん、

だったら、更新(障害状態確認届)の時は、何を基準に決めるのさ。

認定医の気分?気まぐれ?

考えれば考えるほどわかりません。

障害年金の等級は、全て障害認定基準に基づいています。

それくらいは皆さんにもわかって欲しいです。

お客様からお礼をいただきました

先日障害年金の決定が出て、既に受給中のお客様からお礼のお品を送っていただきました。

突然だったので、驚きとともにお心遣いに心がほっこりしました。

ありがとうございました。

美味しいお茶と一緒にいただきますね。

今年も多くの素敵なお客様との出会いがあり、振り返ってみるとこんなに多くのお客様の案件に携わらせていただいたのだな~と感慨深いです。

今後もご縁を大切にしていきたいです。

仕事納めに向けて順調に業務が進んでおります

今年もあと半月ほどで終わりになります。

年内に提出書類を出せる方の目途をつけたり、年内に診断書をなるべく完璧な状態にしておいて年明けに提出できるように計画を立てたり。

新規でご契約した方々もいますので、進められるところまで進めておきたいです。

今週も何名かのお客様の診断書が続々と出来上がり、最初は主治医から診断書の記載を拒否されていてどうなることかと思っていた方の分も、素晴らしい出来上がりでちょっと嬉しいです。

諦めることなく、こちらの真剣さ誠実さを伝えていけば、障害年金は受給できるのだと毎回実感させられます。

だから、障害年金の業務は楽しいし、奥が深く、もっともっと研究したくなる。

あと、年内に決定が下りるだろうと思われるお客様方もいらっしゃるので、良い決定がクリスマスプレゼントやお年玉になったらいいのにな~なんて思って待っています。

お問い合わせをいただいているお客様については、年内のご面談予約はほぼ終了しております。

既に年明けのご依頼も続々といただいておりますので、ご希望の方はなるべく早めにご連絡をいただけると助かります。

関東以外の遠方の方はご面談をせずにご契約ができますので、年内に業務開始も可能です。

12月は慌ただしいですが、皆様もラストスパート無理なさらないようにしてくださいね。

ユニークなお問い合わせ

おかげ様で、私の事務所には毎日いろいろなお問い合わせをいただきます。

お電話やメールでのお問い合わせがない日はほとんどなく、今日もユニークなお問い合わせがありました。

それだけ注目していただけるということは、良くも悪くもありがたいですね。

ユニークなお問い合わせとは、

「そちらの事務所の社労士は1人ですか?」

というものでした。

「はい」と答えたら、「だったら、いいです」とのことでお電話を切られました。

実は、障害年金を専門にしている社労士事務所は、ほとんど社労士が一人で運営しています。

社労士が複数人いる事務所は、日本全国でも数少ないと把握しています。

障害年金のみを専門としている事務所に社労士が一人というのには、理由があります。

①障害年金は、社労士それぞれでやり方も違うし、結果も社労士によって違うことが多い

⇒結果が違うというのは、良い意味で違えばいいのですが、自分と同じような結果を出すように社労士を育てることは時間的にも労力的にも難しいのです。
言い換えれば、どんな結果であれ、自分(代表社労士)が責任を持ちたいと思っています。

②障害年金は一人の社労士と依頼人が二人三脚で進めるものであるので、他の社労士を雇って共有する意味がない

⇒障害年金の業務をある程度できる社労士であれば、雇われることなく独立を考えます。

③障害年金を専門としている社労士は、横のつながりが非常に強い

⇒企業を顧問としている社労士と比べて、障害年金を専門としている社労士は研究会や勉強会で会う機会が非常に多く、一人で困難な案件の場合には情報共有することもあります。

そんなわけで、東京全ての障害年金専門社労士事務所を当たっても、ほとんどが社労士一人でやっている事務所ばかりなのです。

今日私の事務所にお問い合わせをしてくださった方は、その事実に早く気付いて欲しいな~なんて心配になりました。

餅は餅屋

先日、ある方の障害年金用診断書を拝見して複雑な気持ちになりました。

その方は主治医から、

「僕は年間50件以上の障害年金用診断書を書いている。だから、僕が書けば確実に受給できる!」

と言われたそうで、心から安堵されたらしいのです。

えっ、、そこ安堵するところじゃありませんから!

私が診断書を隅々まで見たら、小さな不備は多く、肝心な障害の程度を見る症状についての記載もほぼなく、これでは到底受給が認められないレベルでした。

事後重症ではまだなんとかなるかもしれないけれど、20歳からの遡及はほぼ認められそうにありませんでした。

実は主治医がこのようなことを仰ることは少なくありません。

そして、結果は「不支給」で患者さんが必要以上に落胆されることもよく目にします。

患者さんからすると、主治医が「障害年金は確実に受給できる!」とおっしゃったら、信じて疑わないのですよね。

でも、ちょっと考えてみてください。

医師は医療の専門家であり、病気を治すことを生業としています。

決して社会保障制度、年金の専門家ではありません。

障害年金は国民年金法や厚生年金保険法に基づいて国が決定するものですので、唯一の専門家は社会保険労務士なのです。

これだけ年金制度が複雑であれば、やはりそれぞれの専門家が役割を分担してこそ正当な結果を出せるのです。

特に難しい案件の時は、社会保険労務士と医師(場合によっては弁護士も)が互いに協力をし合いながら、なんとか受給できるようにすることも多々あります。

やっぱり、「餅は餅屋」です。

障害年金制度の専門家は誰なのか、誰に聞いたら確実なのか、誰に聞いたら正しい情報を得られるのかということを忘れないでください。

1年経つと障害年金を受給している方の状況も変わります

今日は当事務所のお客様から近況報告や嬉しい報告(といっても、ほとんどただの女子トークです)があり、嬉しくて心がほっこり、私も一気に元気になりました。

1年以上前にご依頼くださったお客様で、受給決定後も私を頼ってくださって、たまにお話をしています。

もちろん障害年金を受給しているので今でも障害の状態がなくなったわけではないのですが、初めてお会いした時と比べて前向きな考え方ができるようになったり、外出ができるようになったり、心の持ちようって本当にすごいな~とその方を見ていると思わされます。

そして、なんと今回はある資格に合格したとのこと。

健康な方よりも、何倍も何倍も努力をされたのだと思います。

自分のことのように心から嬉しくなりましたし、それを真っ先に私に教えてくれたことにも本当に感謝です。

障害年金の仕事をしていると、当事務所で依頼を受けて受給されている方々の多くは、1年も経つと何かしらの状況が変化していることが多いです。

障害の状態が変わらなかったとしても、新しい趣味を楽しんでいらしたり、少し外出する気持ちになっていたり、仕事を始められたり、ご結婚されたり、落ち着いて治療に専念できるようになったり、何かしらの変化がある方が多く、障害年金は「生活安定剤」とは言いえて妙だと感じます。

私の事務所のお客様は、このように受給決定後も細く長く連絡をくださる方が結構いらっしゃるので、様々な変化を聞き逃さず、「次回の更新ではここを気を着けなきゃ。。」と常にアンテナを張っていたりもします。

だって、大切なお客様ですから、障害年金が止まったりすることがないようにするのが私の役目です。

障害年金をこれから受給する方、そして現在既に受給されている方は、今の状態や状況が変わらないということは少ないということを念頭に置いて、信頼できる社労士とぜひ友好な関係を築いてくださいね。

きっと、「社労士と細く長く繋がっていてよかった~!」と思う日が来るはずです。

てんかんの裁決例を読んでいて感じたこと

私のお客様の案件で調べものをしていた時に、たまたま興味深い裁決例があり、そこからてんかんの裁決例ばかりをいくつか読んでいました。

その中で棄却された裁決例を読みながら、「やっぱり、てんかんは手ごわいな~」と感じました。

棄却されたてんかんの方は、

「A:意識障害を呈し、状況にそぐわない行為を示す発作」が週に数十回~数百回ある方で、治療内容を見ても十分な治療を受けているにも関わらず発作が抑えられない難治てんかんでした。

ちなみに、てんかんの障害認定基準では、
Aの発作が月に1回以上あり、かつ、常時の援助が必要なものは1級
Aの発作が年に2回以上あり、かつ、日常生活が著しい制限を受けるものは2級
となっています。(注:ここではわかりやすくかなり省略しています)

棄却された方は、少なく見積もってもAの発作が年に数百回あるにも関わらず、2級の程度にも該当しなかったのです。

てんかんの発作回数がどんなに多くとも、それだけでは障害年金は受給できないということがよくわかりますね。

てんかんの障害認定基準の中には、重要な一文があるのです。

「てんかんの認定に当たっては、その発作の重症度(意識障害の有無、生命の危険性や社会生活での危険性の有無など)や発作頻度に加え、発作間欠期の精神神経症状や認知障害の結果、日常生活動作がどの程度損なわれ、そのためにどのような社会的不利益を被っているのかという、社会的活動能力の損減を重視した観点から認定する。」

意識障害を呈するてんかん発作が年に数百回もあれば、日常生活動作は相当に損なわれて社会的不利益を被っているということは容易に想像できます。

しかし、そのことが書面で表せていなければ認定されません。

私の事務所では、Aの発作が年間2回しかないにも関わらず、障害基礎年金2級が認められたケースがあります。

それも最初の請求ですんなり認められたので、審査請求もする必要はありませんでした。

現在もてんかんのお客様の案件をいくつか抱えていますが、一言でてんかんと言っても、その方それぞれに発作の大きさや種類が異なり、日常生活の支障も様々です。

てんかんの方は、大発作が多いから障害年金はすんなり認定されるだろうと思わず、とにかく慎重に準備をすることをおすすめいたします。

そして、できればてんかんを得意としている社労士にご相談したほうが賢明です。