私の短所がお客様のとっては長所となっている、、らしい

障害年金の請求代理の依頼をしたいとのことで、一度ご面談のお約束をしたお客様。

障害の程度を把握できない部分があったため、ご面談の前にじっくりとお電話でお話をすることにしました。

メールだけよりも、実際に会話をしてみたほうが、より障害の程度がわかりやすいからです。

長時間に渡りお電話でお話をしてみたところ、今の状態では障害年金が受給できる可能性は極めて少ないと感じました。

しかし、今はまだご自身で認識できていない障害や症状もあるかもしれないので、

今後仕事をしたり日常生活を送ったりしながら、ご自身の「できること」「できないこと」「困っていること」「支障になっていること」「他人から指摘されたこと」等を観察してみてくださいとお願いしました。

決して可能性が「ない」とは言わずに、やはり障害の状態が確認できればいつでも障害年金の請求を考えられるともお伝えし、諦める必要はないこともお話しました。

障害年金は焦って請求しないほうがいいし、可能性が高まった時にしっかりと準備して、受給できる書類を揃えていくことのほうが重要だからです。

さらには、ご自身で病識を持つことがとても大切だし、病識を持つことができればそれを主治医に伝えたり書面に表したりすることは簡単です。

このお客様に、「今は障害年金の請求をおすすめできない」と言うことは、決してこの方にとって聞きたい言葉ではなかったと思います。

もしかしたら、「この社労士は、自分のことを何もわかってくれていない」とも思われてしまうかもしれないと思いました。

しかし、私は障害年金を考えている方には、不利なことはして欲しくないし、私の本音を聞いて欲しいといつも思うのです。

それで他の社労士のところに行かれるのであれば、それはそれで仕方がないと思います。

たくさんお話をして、電話を切ろうと思ったその時、お客様が

「あの、、ちょっと言っておきたいことがあるんですけど、、。」と切り出しました。

内心、何か文句を言われるのでは、、と思ってちょっと落ち込みそうになった私。

しかし、そのお客様は、

「ここまで丁寧に、わかりやすい言葉で、しっかりと話をしてくれる社労士がいるなんて驚きました。

自分は長々話されると内容が理解できないことがあるけれど、先生の話は全部理解することができて、障害者のことを考えてくれていると感じました。」

とおっしゃってくださいました。

まさか無料相談でこんなにお褒めくださるとは思ってもみなかったので、咄嗟に照れてしまいましたが、やはり本当に嬉しかったです。

実は、先日ご面談をした発達障害のお客様からも、

「他人の話を理解することが大変だけど、石塚さんの話はゆっくりなので全部理解できます。」

と言われました。

私、お客様に話す時だけゆっくりと話しているわけではないのです。。

どんなに早く話そうとしても、どうしてもゆっくりになってしまうのです。。

これがコンプレックスだったりもするのですが、お客様にとってはこれが役立っているそうなのです。

「いかにも優秀な社労士」といった感じに、さばさばきびきび話せたらいいのにな~と思うこともありますが、お客様が喜んでくださるのであれば、このままでもいいかも、、なんて思ったりしました。

まさに、短所と長所は表裏一体ですね。