がん個別化医療の講演会に行ってきました

今日は、がんのプレシジョン医療(個別化医療)で有名な中村祐輔先生の講演を聞きにペイシェント・アクティブ・フォーラムに参加しました。

私は10年以上がんについて考えない日がないほど、常にがんが頭から離れなくて、手術&抗がん剤&放射線治療という標準治療以外の治療について以前から興味を持っていました。

標準治療をしている人を身近に見て、抗がん剤がとても良く効き、なおかつ副作用もあまりない人もいれば、抗がん剤の直後は腫瘍マーカーの値は減るのにすぐに激増し、なおかつ酷い副作用で自己の免疫力や体力が落ちていく方もいます。

がんになったら必ず標準治療を受けるべきなのかどうか、素人なりにずっと気になっていたのです。

プレシジョン医療というのは個別化医療のことで、遺伝子を解析し、その人に有効な治療方法を見極めて、適切な治療で副作用の少ない治療を選択し、生活の質や人生の質を高めて治すという、素晴らしい医療だそうです。

ゲノム解析を応用するという難しい医療ですが、中村先生のわかりやすい例えでは、

★ここにMサイズの服があったとして、それに合う人の数が多ければとりあえず全ての人にMサイズの服を着せてみる。

★次にLサイズの服が合う人の数が多ければ、また全員にLサイズの服を着せてみる。

というものが、がんの標準治療の選択方法で、SSサイズの人やXLサイズの人には最初からMサイズの服が合うはずがないにも関わらず、Mサイズを着せられてしまう。

だから、有毒な副作用があったり、全く効果もなかったりすることは当然という理屈でした。

しかし、まだ日本ではアメリカに比べてまだまだ10年以上も遅れているそうです。

中村先生の後に、金沢大学の絹谷清剛先生の核医学の講演がありました。

私は「核医学」というものを知らず、身体の外から放射線を当てる治療ではなく、放射線物質を内服や注射で体内に直接入れ、体内から直接放射線を当てる治療があるということに驚きました。

もう数十年も前から絹谷先生はこの治療で多くの患者さんの命を救っていると聞き、知らなかったことを恥じましたが、この機会に知ることができよかったと感じました。

この核医学治療は、特に甲状腺がん、悪性リンパ腫、前立腺がんに有効で、保険診療で受けられるそうです。

放射線物質を内服すると聞くと副作用が心配になりますが、絹谷先生のお話では、全く副作用がないとは言えないけれど、抗がん剤の副作用とは比べ物にならない位に軽く、吐き気があったとしても10人に1人程度だそうです。

しかし、この核医学が日本でまだまだ実施できないことには、複雑な法規制があるとのことでした。

放射線医療には、「放射線障害防止法(RI法)」「医療法」「薬機法」「労働安全衛生法」の規制を受けるため、法整備が急務だそうです。

こういう画期的な医療があるということを多くの方が知って、多くの声を上げることが欠かせないとのことでした。

今日は初めて知ることや興味深い内容が多く、最新のがん治療について学ぶ有意義な一日となりました。

そして、生きるということを改めて感じる時間となりました。

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