一般の方が書いた病歴・就労状況等申立書を読んで頭を抱えました

先日、発達障害で障害年金の請求準備をされている方とご面談をし、ご本人が仕上げた病歴・就労状況等申立書を見せていただきました。

面談中だったので、じっくり隅々まで読む時間はありませんでしたが、ざっと読んだだけでも、

「えっ、これをわざわざ書くの??」

「これを書いたら、私はこの病気で全く困っていませんよ!と言っているのと同じでしょ!」

「仕事ができないのは障害のせいではなく、別の理由だとアピールするつもり??」

というように、突っ込みどころ満載で、改めて申立書の書き方についてわからない方が多いのだなと実感しました。

私の事務所では、ご本人もしくはご家族が仕上げた申立書を拝見することが多いのですが、皆さんがおっしゃるのは、

「区役所や年金事務所で書き方を教えてもらった」

ということなのです。

そうなんですよ!!

私が見て、心の声でツッコミを入れた申立書も、形式上は間違ってはいないのです。

だから、提出をすれば必ず受け付けてもらえます。

たぶん、そこが盲点であり、難しいところだと思っています。

障害年金をもらいたくて区役所や年金事務所で方法を教えてもらって、言われた通りに診断書を用意し、申立書を書いて提出をしたら、「障害年金が受給できる方法を教えてもらったのだ」と勘違いしませんか?

行政機関で教えてくれるのは、「あくまでも、窓口で受付できる書類を作る方法」です。

決して、「障害年金が受給できる方法」ではありません。

もちろん、障害認定基準がはっきりしている視力の障害や下肢切断のようなものであれば、「窓口で受付られる」=「受給できる」ことも多いです。

よく、障害年金は診断書でほとんど決まると言われることもありますが、これもYESでありNOなのです。

診断書の内容が等級の境目ギリギリだったり、不支給ギリギリだったりする場合には、申立書の内容で上位等級になったり受給決定されたりすることが実務ではとても多いです。

診断書がギリギリではなかったとしても、障害年金の請求で提出する書類は全てにおいて手抜かりなく完璧なほうが、後々の再認定(更新)にも有利に働きます。

ご自身で障害年金の準備をされる方は、申立書は絶対に侮ってはいけませんよ!

というわけで、今度「カメリア直伝!病歴・就労状況等申立書の書き方講座」なんてやってみようかな~と思ってしまいました。。