優秀なドクターほど診断書作成が早いと感じる件

障害年金の診断書作成を主治医に依頼していて、特に最近思うことがありました。

ほぼ同時期に診断書を依頼したお客様が複数名いらっしゃるのですが、その対応や出来上がりの期間が見事に異なり、障害年金の請求というのは一筋縄ではいかないな、、ということ。

整形外科や脳神経外科、産婦人科、精神科etc…診療科によっても、ドクターの地位や病院の規模によっても、忙しさは変わりますし、当然に診断書の作成期間というのは変わってきます。

今回は精神の障害の診断書を同時期に依頼したので、診療科の違いはありません。

例えば、お一人の方は、主治医が障害者手帳の診断書作成すら拒否され、「あなたの症状では軽すぎるし、入院もしていないのだから障害年金なんてもらえません」と言われ、困り果てて当事務所にいらっしゃった方です。

障害者手帳の取得に対しても協力をいただけないので、当然に最初は障害年金の診断書作成は断られました。

しかし、なぜこの方が障害年金を受給できる可能性があるのかということ等を主治医にご説明し、なんとか診断書を書いていただきたいとお伝えしたところ、なんとその場で障害年金がもらえる程度の完璧な診断書を書いてくださいました。

私はドクターに診断書を依頼する際に常に心がけていることがあるのですが、それは「あくまでも障害年金受給ありき」で診断書を依頼するのではないということです。

ドクターは、症状が軽いにも関わらず、それをあえて重く書くように強要されるのではないかと思われている時があります。

今回も、ドクターとじっくりとお話をしたところ、以前に障害年金の診断書作成を依頼した社労士が、

「ここのチェックをもっと重く書いてくれないと困る!」

「もっと重く書いてくれないと、障害年金がもらえないので困る!」

と、とにかく強引に診断書を書くように強要したため、障害年金に拒否反応があったとのことでした。

私が「強要しない社労士」だとわかってくださってからは、穏やかな表情で患者さんの症状のお話されながら、診断書をさくさくと書いてくださいました。

また、もう一人の方は、メディアにも頻繁に取り上げられている超有名な主治医の診察を受けている方で、過去の病名が障害年金対象外である病名のため、しっかりと対策をしないと受給できないという問題がある方です。

1分1秒も無駄にできないとにかくお忙しいドクターだったのですが、診断書以外に私が提案した意見書にも快く意見を書いてくださり、終始笑顔で話しやすい状況を作ってくださいました。

診断書はきっちり1週間で仕上げていただいたので、「こんなにお忙しいドクターなのに。。」と感動したものです。

もちろん、素晴らしいドクターであってもたまたまご多忙で診断書の作成が遅れるということはあると思います。

しかし、ご多忙だからこそ他の患者さんからも様々な診断書を依頼されることが多いわけで、1枚の診断書は早く書き終えるのかなと思ったりします。

ただ、その反面、こちらが誠意を尽くしても上記のドクターのように診断書作成に協力的でないこともあり、約束すら守ってもらえないこともあります。

障害年金の請求代理をしていく中で、社労士としてはなるべくドクターの負担を軽減できるよう考えながら、良い関係を築いていくことが障害年金をもらう方のためにもなると思いながら仕事をしています。

発達障害での障害年金請求代理の依頼を一時中止いたします

ホームページでもご案内させていただきましたが、当事務所では発達障害の方からの障害年金請求代理の依頼が多く、対応できない状態です。

この前再開させていただいたばかりですが、発達障害の依頼はしばらくの間お受けできません。

また依頼を受けられる状態になりましたら、改めてご案内させていただきます。

申し訳ございませんが、ご理解いただけると幸いです。

医師が障害年金の診断書作成を拒否した場合

障害年金の請求をしようと思い、いざ障害年金の診断書作成を主治医に依頼したら、

「診断書は書かない」、「今は書かないけれど、症状が安定したら書く」等と言われて診断書を書いてくれないということは度々あります。

当事務所にご相談いただく段階でも、「自分で主治医に診断書をお願いしてみたら、絶対に書かないと言われた」「書いても障害年金はもらえないから書かないと言われた」という相談は意外と多いです。

その場合でも私はあまり動じないので、受任して障害年金の請求準備を進めていくと、すんなり主治医が診断書を書いてくれるということがほとんどです。

しかし、どうしても主治医が診断書を書いてくれない場合はどうしたらよいのでしょうか。

医師法19条2項に、「診察若しくは検案をし、又は出産に立ち会った医師は、診断書若しくは検案書又は出生証明書若しくは死産証明の交付の求があった場合には、正当の事由がなければ、これを拒んではならない」とあります。

このように、正当な理由がなければ医師は診断書の作成を拒否することはできないのです。

正当な理由としてあげられるのは、以下のような場合です。

①患者さんに病名を知らせることが好ましくない時

②診断書が恐喝や詐欺など不正使用される恐れがある時

③雇用者や家族など第三者が請求してきた時

④医学判断が不可能な時

 

上記の理由からすると、障害年金の請求をするために診断書を依頼する場合、そもそもご本人が病名を認識して、病識を持っているからこそ診断書を依頼しているので、①は排除できます。

そして、提出するのは日本年金機構ですので、恐喝や詐欺に使用するのでもありませんから②も排除できます。

また、障害年金は本人が請求するものであり、当然に本人から医師に診断書を依頼するので③も排除できます。

ちなみに、ご家族や社会保険労務士が本人の代わりに診断書を依頼するにしても、必ず本人から委任状をもらって行います。

そうすると、特に障害年金の請求で医師に診断書の作成依頼をした場合、正当な理由に当たることは極めて稀ですから、診断書を書かないということは認められません。

私が業務をしていて、診断書を依頼した医師から

「この人の障害は軽いから、障害年金がもらえないので診断書は書かない」と言われたことが何度かあります。

しかし、障害年金が受給できる障害の程度であるかどうかを医師が判断するわけではなく、それを判断し審査するのは厚生労働大臣(実務は日本年金機構)です。

だから、「障害の程度が軽い」との理由も、診断書の作成を拒否する正当な理由にはなりません。

とは言っても、主治医に診断書は書かないと言われて、すぐに「医師法19条2項違反なので、診断書は拒否できませんよ!」なんて言ったら、医師側も気分を害するだけですし、仮に無理矢理診断書を書いてもらっても、障害年金の請求で提出できるような診断書がしっかりと出来上がる可能性は低いでしょう。

私の場合は、医師に診断書の作成を断られた時には、まずは医師がどうして診断書を書きたくないのかを、なるべく角が立たないように教えていただいています。

何か理由があることがほとんどですし、誤解があればそれを解く努力をするとか、なんとか歩み寄って、結果的にはしっかりと患者さんの障害状態を反映した診断書を書いてくださる場合が大半です。

話し合いをしたり、こちら側が譲歩したりしても、全く聞く耳を持っていない場合には、最後の手段として医師法違反を指摘することもやむを得ないのかなと思います。

診断書を書いてくれないということは、障害年金をもらう権利を侵害されることでもあり、本来もらえる年金ももらえないという損害を被る可能性があります。

福祉大学のある教授が、

「お薬は精神安定剤であり、障害年金は生活安定剤である」

とおっしゃっていたのを聞いたことがあり、本当にその通りだなと私も実感しています。

患者さんの病状や障害が少しでも緩和されたり、経済的不安を解消して治療や療養に専念できるように考えてくれるのが、より良い医師だと思っています。

ご自分で障害年金の請求をされる方は、「医師が診断書を書いてくれない」という場面に遭遇するかもしれませんが、そんな時はすぐに諦めることなく、どうしたらよいかを考えてみてください。

障害年金の書類を全て令和対応にしました

今すでに受任していて、障害年金の提出書類をほとんど作り終えているお客様方の書類を、コツコツ地味に「平成」から「令和」へ変更していました。

行政関係の書類は基本的に和暦で記載しますし、ほとんど全ての書類には必ず何かしらの年月日が記載されているので、病歴・就労状況等申立書から請求事由確認書から全部を修正しました。

日本年金機構のホームページを見たら、年金事務所用の委任状等も全て令和対応になっていたので、委任状も契約書も全て令和のものに取り換えました。

やり始めると結構な量になり、改めて元号が変わるということの重みを感じています。

昭和から平成に変わった時、私は学生だったので、特に何か変わったな~という実感はまるでありませんでした。

仕事をしていると、至るところに「令和元年」と何度も書くので、まだ1週間しか経っていないのに、もう令和に馴染んでしまった私です。

ご自分で障害年金の請求準備をされていて、提出直前という方は、「提出日」や「病歴・就労状況等申立書の直近欄の日付」等を見直して、元号を変えるのを忘れないようにしてくださいね。

以下、当事務所からのお願いです。*******

5月に入り、面談や外出が多いため、電話に出られないことが多々あります。

着信を残していただければなるべく折り返しのお電話をいたしますが、お急ぎの方は問い合わせフォームからご連絡をいただけると助かります。